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23/07/26

ジュームロジ、ロジスティードエクスプレスと連携した米国向け直行便

 ジュームロジスティクス(本社・香港、ドミトリー・チェルニシェフCEO)は5月末に、日本発米国向けのBtoC直行便を開始した。ロジスティード(旧・日立物流)子会社で輸出入を担うロジスティードエクスプレスとの業務提携により実現した。
 米国全土の顧客への荷物を7日以内でスピード配達できるようになったほか、VAT(EUやアジア諸国で物やサービスの購買時に課される税金=付加価値税)払い戻し申請が可能に。航空会社の規制に対応したリチウムイオンバッテリー含有製品も取り扱う。ジュームロジの共同創設者イリヤ・シロコフ氏は「ロジスティードエクスプレスとの協力により、注文のITデータ転送交換システムや国境を越えた注文を処理する最新ITシステムを構築し、成長する日本の越境EC市場をサポートできれば」と述べている。
 ジュームロジは香港、中国全土、韓国、日本、欧州の顧客向けに越境EC物流を提供。月間500万以上の荷物を配送。主要顧客に越境ECサービスを手掛ける中国Buyee(バイイー)や大手ECの米eBay(イーベイ)などを持つ。