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23/07/24
国交省、レンタルパレットの共同仕分け・回収PF構築へ実証実験
国土交通省は今年度、レンタルパレット3社が提供するサービスの共同利用に向けた実証を行う。供給・仕分け・回収から管理まで含めたレンタルパレットの将来的なプラットフォーム(基盤=PF)構築を目指す。
レンタルパレットの利用率は、パレット全体の5%程度で、国交省は平面サイズ1100×1100ミリメートルの普及率を高めるため、受け皿となるレンタルパレットの効率的な運用の仕組みを構築したい考え。配送・仕分け・回収の方法、保管スペースの確保・場所、パレット紛失時の補償の有無の違いなど、共同化に向けては解決すべき壁が複数ある。
実証では国が活用を推奨する平面サイズ1100×1100ミリメートル、高さ144~150ミリメートルのレンタルパレットを使用する。パレットの仕分け、回収を共同化するために効率的な拠点、共同配送の仕組み、レンタルパレット会社ごとに料金体系が違う中での管理システム連携に向け留意すべき点を検証する。
今年度中に結果報告をまとめ、将来的に供給、回収、仕分け、管理システムを共同化したPF構築につなげる。