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23/07/20

三菱ロジスネクスト、欧州向けフォークリフトが国際的デザイン賞を受賞

 三菱重工グループの三菱ロジスネクスト(本社・京都府長岡京市、間野裕一社長)は、欧州市場向けのフォークリフト「EDiA XL」がドイツの国際的なデザイン賞「レッドドット・デザイン賞」を受賞した。プロダクトデザイン部門で、モダンなデザインやエネルギー効率の改善による優れたパフォーマンス性などが高く評価された。

 「レッドドット・デザイン賞」を受賞したフォークリフト「EDiA XL」

 

 EDiA XLは、欧州初の自社開発した中型カウンターバランスタイプバッテリー式フォークリフト。安全性・操作性・省エネルギー性を追求した仕様で、坂道停止機能付き自動パーキングブレーキ、感応式駆動システム、走行自動ブースト機能などを備える。
 欧州統括会社の三菱ロジスネクストヨーロッパのフィンランド工場で開発後、2021年6月から同社スペイン工場で生産を開始し、欧州での売上を順調に伸ばしてきた。同型機種の22年度の販売台数は前年度比約3倍に達している。
 レッドドットデザイン賞は、1955年にドイツで設立された国際的なデザイン賞 。ドイツの「iFデザイン賞」、アメリカの「IDEA」と並び、世界3大デザイン賞の一つに数えられている。