• 物流企業
  • 行政・業界団体
  • 物流機器メーカー

23/07/10

福岡運輸と博運社、FCトラックの商用利用開始

 福岡運輸(本社・福岡市、富永泰輔社長)と博運社(同・福岡県志免町、真鍋和弘社長)は7月3日、福岡県庁で開催された、積載3トンクラス燃料電池(FC)トラックの出発式に出席した。福岡運輸は4日に商用利用を開始。西日本では初の導入といい、福岡都市圏を中心に食料品を配送する。
 同トラックはトヨタ自動車といすゞ自動車が共同開発。積載量は約3㌧で、水素充てん時間は約10分、航続距離は260キロメートル。福岡運輸は食料品、博運社は日用雑貨を主に扱う。
 物流の二酸化炭素削減を目指すとともに、福岡県が推進するFCモビリティー普及、水素ステーション整備につなげる。
 出発式には、服部誠太郎県知事、富永福岡運輸社長、長元美代博運社専務、中嶋裕樹トヨタ自動車副社長兼コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ社長らが出席した。

7月3日に福岡県庁で行われた出発式の様子