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23/07/07

C&Fロジ、グリーンローン110億円を2つの冷蔵・冷凍倉庫新築に充当

 C&Fロジホールディングス(本社・東京、綾宏将社長)は6月30日、グリーンローン契約を関係金融機関と締結した。110億円を調達し、グループ会社ヒューテックノオリンの箕面森町冷蔵倉庫と東北支店第2センター増築棟の新築に充てる。
 「グリーンプロジェクト」として環境問題の解決に取り組む2つの物流倉庫を新築し、サステナブル経営を推進する。新築倉庫は省エネ性能を追求し、自然冷媒を利用した冷凍機や太陽光パネルを導入。荷主・ドライバーにとって効率的な設備を整え、従業員が心身共に健康に働ける職場環境の向上を図る。
 C&Fロジによると、低温食品物流企業として初めての取り組み。自社のサステナブル経営の推進だけではなく、業界全体をけん引し、持続可能な社会の実現に貢献する。
 グリーンローンは、環境問題の解決に取り組むグリーンプロジェクト事業に対する資金調達のための融資。今回の契約は農林中央金庫をはじめ、計15の金融機関と締結した。資金の借入期間は10年。