脳・心臓疾患の労災支給、道路貨物運送が50件の支給決定　14年連続全業種ワースト

　厚生労働省によると、2022年度の労働災害保障の支給件数で、「脳・心臓疾患」を理由とした事例は道路貨物運送業が50件で、14年連続で全業種でワーストだった。請求件数も133件と突出している。
　支給決定件数を業種別（中分類）でみると、道路貨物運送業が50件。総合工事業が18件。飲食店が14件。その他事業サービス業が10件。各種商品小売業が８件と続く。
　請求件数でも、133件で道路貨物運送業がトップ。その他の事業サービス業が88件。総合工事業が47件。社会保険・社会福祉・介護事業が46件。飲食店が38件と続く。