- 物流企業
23/07/06
センコーGHD、北陸でドラッグストア・量販向け物流を拡大
センコーグループホールディングス(本社・東京、福田泰久社長)は6月30日、「センコー金沢第2PDセンター」を石川県白山市に開設した=写真。傘下のセンコー(同・大阪市、杉本健司社長)が運営し、北陸エリアのドラッグストア・量販向け物流の拡大を図る。
所在地は、白山市村井町2640。 北陸自動車道の美川IC(インターチェンジ)、白山ICから約6キロメートルの立地。敷地面積は1万8032平方メートル。鉄骨造4階建てで、延べ床面積は3万4654平方メートル。
センコーが賃借して運営する3例目の物件。ケースソーターや移動ラックなどの充実した設備で、既存顧客の物流ニーズを取り込む。貨物用エレベーターは3基、垂直搬送機は6基、クライミングレベラーは2基。
北陸エリア全域への商品供給拠点としての需要を見込む。また、既存拠点の「金沢PDセンター」に隣接しており、繁忙期などに人員の応受援が可能。また、新センターでは再生可能エネルギーの活用に向けて太陽光発電設備を設置する。センコー、京セラ、エフビットコミュニケーションズの3社によるPPAサービスを8月から運用開始する。
センコー北陸支店は従来、主に繊維・食品系物流を手がけてきたが、2018年に北陸エリアで初のドラッグストア向けTCセンターを開設。以降はドラッグストアをはじめ量販・小売物流を順調に伸長させてきた。