ＮＸＨＤ、米アリゾナ州に半導体専用倉庫を開設

半導体に特化した倉庫を開設し、需要に応える

　NIPPON EXPRESSホールディングス（本社・東京、斎藤充社長）は４月24日、米国アリゾナ州メサ市にＮＸアメリカの「メサ・ロジスティクスセンター」を開設した。半導体専用倉庫で、顧客の高度化・多様化するニーズに応える。
　メサ・ロジスティクスセンターは、フェニックス・スカイハーバー国際空港から約15分の立地。延べ床面積5421平方メートル。全棟空調管理、監視カメラ、入退室管理を導入。トラックドックは14基備える。
　航空輸送セキュリティＴＳＡに準拠。半導体の取り扱いに必要な温湿度や防じん、静電管理などの環境要件を備えた。365日24時間体制で緊急の入出庫にも対応。高品質で効率的なオペレーションを提供する。
　アリゾナ州は、さまざまな産業の先端技術が集積。多くの半導体関連企業の生産拠点が立地している。倉庫から近接の半導体工場へのアクセスも１時間以内で可能となっている。