- 物流企業
23/07/06
セイノーHD地区宅便、小荷物ポストイン配送を1都3県で開始
セイノーホールディングス傘下の地区宅便(本社・東京、河合秀治社長)は7月、小荷物のポストイン配送サービス「コニポス」を東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県で開始した。徒歩や自転車による地域密着型の配送網を活用し、ローコストできめの細かい配送サービスの提供を目指す。
地区宅便は約1万人の配達員による独自の配送ネットワークが強み。環境負荷の低い徒歩・自転車の「グリーン&スロー物流」を提供している。今回は、これまでにメール便事業で培った追跡システム・配送管理ノウハウを、ポスト投函可能な小荷物に拡大した。
配送料は現在、期間限定で1個120円(税別)のプレセールス価格。1都3県の限定地域から開始し、今後は1都3県以外へのエリア拡大も検討する。
EC普及でラストワンマイルの流通量が増加し、受け取り方法も多様化している。一方、近年の人件費・物価上昇で物流費は高騰。地区宅便は人口比率が高い1都3県で強みのポストインフラを活用し、最適化されたローコストオペレーションの提供を図る。