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23/07/05

CBクラウド、JR九州と即日輸配送の新サービス 7月12日に実証開始

2つの新サービスのイメージ。CBクラウドは「はやっ!便プラス」で、駅から・駅までの集荷・配送を担う

 CBクラウド(本社・東京、松本隆一CEO)は7月12日、JR九州およびJR九州商事と共に、新たに即日輸配送サービスの実証実験を開始する。CBクラウドの配送プラットフォーム「PickGo(ピックゴー)」と九州新幹線荷物輸送サービスを連携。幹線輸送からラストワンマイルまでの配送プロセスをつなげ、荷主の利便性向上や物流の効率化に貢献する。
 新サービスの「はやっ!便プラス」で連携する。新幹線輸送に、ピックゴーによる駅までの集荷・駅からの配送を組み合わせる。配送区間は福岡地区-熊本地区間および福岡地区-鹿児島地区間。利用料金は1個あたり3000円(税抜)。
 新幹線荷物輸送は、物流効率化やトラックドライバーの負担軽減が見込まれる一方、利用者が駅まで荷物を持ち込み、受け取りに出向く負担が大きな課題となっている。今回の実証実験では、即日配送に対応するピックゴーの強みを生かし、シームレスな輸配送サービスを検証する。
 また、JR九州商事は同時に「ウルトラはやっ!便」の実証実験を行う。緊急輸送が必要な荷物について、依頼の時点から最速で輸送可能な新幹線を手配して届ける。配送区間は博多駅-熊本駅間および博多駅-鹿児島中央駅間。利用料金は1個あたり1万円(税抜)から。