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23/06/30

セイノーHD、外部の知見取り込んだ経営を推進

 セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)は、外部有識者からの知見や専門的な意見を企業の戦略に取り入れるアドバイザリーボード(諮問委員会)を強化・拡充する。企業価値向上、ガバナンス(企業統治)、サスティナビリティー(持続可能性)の3テーマを重点に、外部からの知見を取り込んだ経営の推進を図る。
 同社は2022年8月、外部有識者を招へいしたアドバイザリーボードを設置。意見交換を行いながら戦略検討を進めてきた。今年6月に開催した投資家向けのIR(投資家情報)イベントやミーティングを行った中で、投資家からの意見や外部の声の取り入れを強め、経営に反映させていく必要があると判断した。
 アドバイザリーボードの強化・拡充を図ることで、顧客の繁栄と社会への貢献、事業成長を通じて企業価値を向上させる理念の実現へ、「成長性・収益性・資本効率のバランスが取れた施策展開を進めていく」(セイノーHD)。
 アドバイザリーボードのメンバーは、各種方面から数人を選定中。今年7~9月中に新メンバーによるアドバイザリーボードを開催する予定だ。