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23/06/30

安田倉庫、2030年度に22年度比30%の二酸化炭素排出量を削減へ

 安田倉庫(本社・東京、藤井信行社長)はこのほど、グループ全体の二酸化炭素排出量の削減目標を設定した。自社で直接排出した「スコープ1」と、他社から供給された電気、熱などによる間接排出の「スコープ2」を合わせ、2030年度に22年度比30%削減する。
 安田運輸、北海安田倉庫、芙蓉エアカーゴなどグループ14社で取り組む。22年度に3万5758トン排出していた二酸化炭素を、30年度に2万5031トンまで削減する。企業に関わる全ての排出量を指す「スコープ3」については、明確な数値目標を立てず、サプライチェーン全体での排出削減に取り組む。
 安田倉庫は昨年6月、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に賛同。ガバナンス(企業統治)、戦略、リスク管理、指標と目標の各項目で情報を開示している。