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23/06/29

アイリスオーヤマ、月額制のアルコールチェッククラウド管理サービスを開始

アルコールチェッククラウド管理サービス「アルピット」

 

 アイリスオーヤマ(本社・仙台市、大山晃弘社長)は6月30日、新たに月額制のアルコールチェッククラウド管理サービス「ALPiT(アルピット)」を開始する。検知器の寿命にあたる一年ごとに新しい機器と交換し、精度を維持する。検知データはクラウド上で一元管理が可能。物流企業の安全運転管理業務の負担軽減に貢献する。
 同社の飲酒検知器「アルコールチェッカー」が一年ごとに届き、買い替えの手続きは不要。安全運転管理者は、クラウド上で3年間の記録が保存できる。複数拠点の記録も一元管理でき、記録の提出時にはCSV形式で書き出せる。
 2年契約した場合、1人あたり月額980円で利用できる。検知器の代金や交換費用、クラウドサービス利用料を含む。
 運転者の酒気帯び確認は、今年12月の道路交通法改正でさらに強化される見通し。白ナンバーでトラックを使用する企業の安全運転管理者に対し、目視などではなくアルコール検知器での確認および記録保存が義務化される。