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23/06/29

JR貨物、G社長会議で輸送量拡大策の意見交換

 JR貨物(本社・東京、犬飼新社長)は6月19日、本社でグループ社長会議を開催。貨物鉄道の輸送量拡大に向けた具体的な取り組みについて意見交換を行った。
 犬飼社長は冒頭、コロナ禍の緩和で「人の動きも活発になってきた。人が動けばモノも動く」と期待を示した上で、物流の2024年問題やカーボンニュートラル(炭素中立)など環境意識の高まりを追い風として前向きに取り組む姿勢を示した。
 意見交換では、グループ各社による施策のうち、トラックとの連携や異常発生時の船舶活用を含むモーダルコンビネーション(モードの組み合わせ)の推進に向けた取り組みが主なテーマとなった。
 会議では、22年度業績評価結果と取り組みの発表を行い、最優秀賞に日本運輸倉庫、優秀賞に京葉臨海鉄道とジェイアール貨物・中国ロジスティクスを選んだ。