ＪＭＴ、板橋ＴＴ２棟目の２層式バース「西棟」25年春しゅん工へ８月着手

　日本自動車ターミナル（＝ＪＭＴ、本社・東京、藤田裕司社長）は８月、都内板橋区の板橋トラックターミナル（＝ＴＴ）で２棟目となる２層式バース専用施設「ＪＭＴ板橋新３・４・７号棟（西棟）」の建設に着手する。既存の荷扱い場１・２号棟を取り壊した上で跡地に建設し、2025年春をめどにしゅん工する。
　板橋ＴＴ全体再開発の第１弾として、今年５月に供用を開始したＪＭＴ板橋新１・２・５・６号棟（東棟）」に続くもの。ＴＴの基本機能であるバース施設を優先的に更新するため、特別積み合わせ運送各社への負担軽減と早期の新施設提供を目指し、西棟も２層式バース専用施設とすることで工期を大幅に短縮させる。
　柱などの障害物を可能な限り抑えて使いやすい施設としつつ、接車部にはシャッターを設置して風雨対策やセキュリティー面の向上を図る。また、構内テナント各社の事業連携・共同化に貢献できる施設づくりを目指す、
　板橋ＴＴ構内南側となる５号棟から８号棟の跡地の計画について、ＪＭＴは「今後の物流ニーズと需要動向を鑑みながら、改めて検討していく」としている。