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23/06/28

三菱商事ロジ、スコープ1・2の温室効果ガス排出実質ゼロ達成

 三菱商事ロジスティクス(本社・東京、岩井孝介社長)は、自社の直接的な排出に当たるスコープ1と、間接的な排出を示すスコープ2の全てで、温室効果ガス排出の実質ゼロを達成した。
 非化石証書の仕組みを活用し、全拠点の消費電力を実質的に再生可能エネルギーへ転換。電力以外の使用エネルギーである蒸気と熱由来の温室効果ガスについても、2022年度分の排出量を対象に、国の排出権認証制度「J-クレジット」を用いた相殺を実施した。
 同社は温室効果ガス排出量を30年までに、基準の20年度に比べ50%削減することを目標としているが、海外事業投資先も含めた排出量は既に20年度比約43%の削減を達成。「今後はグループ全体のさらなる(排出量)削減に取り組む。引き続き高品質で安定した物流サービスの提供を果たしつつ、カーボンニュートラル(炭素中立)社会の実現に貢献する」としている。