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23/06/26

サントリー、製品物流の車両位置情報を自動で収集 問い合わせ時間削減

 サントリーホールディングス(本社・大阪市、新浪剛史社長)は6月19日以降、製品の物流管理システムを順次刷新する。配送を担う各物流企業が持つ車両位置情報を自動でタイムリーに収集・把握する機能を新たに搭載することで、配送状況を物流企業やドライバーに確認不要となり、年間約6万時間の問い合わせ対応時間削減を見込む。6月19日から首都圏で導入を開始し、年内に全国での稼働を目指す。
 酒類・飲料の製品物流では、年末年始や大型連休、夏季に配送量が大幅に増加するのに伴い、トラックの現在地など配送状況を確認する頻度が高まり、対応する物流企業、ドライバー、サントリーにとって負担となっていた。物流管理システム刷新により、改善を図る。

新システム導入のイメージ