• 物流企業

23/06/23

ニチレイロジ、タイの関連会社の第三者割当増資の一部を引き受け

 ニチレイロジグループ本社(本社・東京、梅沢一彦社長)は6月8日、タイの関連会社SCGニチレイロジスティクス(SCGN)の第三者割当増資の一部を引き受け、子会社化した。意思決定の迅速化と経営基盤の強化を図り、低温物流事業のさらなる拡大を目指す。
 SCGNは2013年、ニチレイロジと現地のSCGロジスティクスマネジメント(SCGL)が設立した合弁会社。21年には物流センターを増設するなど、約4万7460トンの冷蔵倉庫設備能力を持っており、これまではSCGLが51%、ニチレイロジが49%の株式を保有していた。
 今回、第三者割当増資の一部を引き受けることで、株式の所有比率はニチレイロジが49%、SCGLが48・9%、その他少数株主が2・1%となり、ニチレイロジが筆頭株主に。SCGNは、資本金がニチレイロジの資本金の 100分10以上となるため、特定子会社となった。