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23/06/21

UPS、沖縄県糸満市に在庫型物流センター新設

 ユーピーエス・ジャパン(=UPSジャパン、本社・東京、西原哲夫社長)は新たに、在庫型物流センター「UPS沖縄DC」を沖縄県糸満市に開設した。那覇港、那覇空港にも近い好立地。複合一貫輸送ネットワークで、顧客ニーズに合わせた効率的な物流サービスを提供する。
 施設面積は4330平方メートル。25度からマイナス30度までの温度管理が可能で、コールドチェーン機能を完備。精密機器、食品、日用品などの多様な商品の保管に対応する。こん包、ラベル貼り、返品物流、現地通関などの付加価値サービスも展開する。 

在庫型物流センター「UPS沖縄DC」。常温から冷凍まで、幅広い温度帯に対応

 UPS沖縄DCは、スーパーマーケット「紀ノ国屋」がアジアの物流ハブとして活用する。沖縄の流通大手リウボウグループの販売ネットワークを通じ、紀ノ国屋の商品を沖縄各地に配送する。また、日本と北アジアの中間に位置する立地を生かし、輸出拠点としての運用を目指す。