ＯＮＥジャパン、リーファーコンテナにテレマティクス機器を搭載

　オーシャンネットワークエクスプレス（＝ＯＮＥ、本社・東京、中井拓志社長）は、自社のリーファー（保冷）コンテナにテレマティクス機器を搭載する。デジタル化戦略の一環。リーファーコンテナ輸送サービスの品質をさらに強化し、顧客満足の向上につなげる。

　テレマティクスの導入で、リーファーコンテナ庫内の温度や湿度、その他コンディションに関する情報の可視化が可能になる。貨物の状態をより適切に把握し、潜在的な問題の早期発見につなげる。
　また、情報をリアルタイムに把握することで、貨物の取り扱いについてより迅速な意思決定が可能になる。輸送途上の貨物コンディションに関するより詳細な情報を利用者へ提供することで、サプライチェーン管理に関わる意思決定の最適化を支援。顧客体験のさらなる向上を目指す。
　ＯＮＥは、コンテナ船業界の将来に必要不可欠な最新技術を活用することで業界全体に貢献し、利用者との関係強化にも取り組みを続けていく。