• 行政・業界団体

23/06/19

フィジカルインターネットの構築へ化学品で作業部会 7月中に立ち上げ

 経済産業省と国土交通省は2040年までに、IоTやAIを活用し物流情報の見える化、パレット規格化を図り共同物流につなげる「フィジカルインターネット」の構築を目指している。一環で7月中に、化学品の作業部会を立ち上げる。30年までの行動計画を策定し着荷主の業界団体と共有することで持続可能な物流構築を目指す。
 作業部会には化学品メーカー、物流企業など44社と1大学が集まる。生産性向上、標準化・DX(デジタルトランスフォーメーション)、共同化の3分科会を立ち上げ、パレット活用や物流コード・荷姿の標準化、AIによるルート計画策定、車両・倉庫のシェアリングなどを議論する。
 
30年までの行動計画策定へ

 30年までに行うべき取り組みをアクションプラン(行動計画)として、来年3月末までにまとめる方針。着荷主の業界団体に周知していく。
 化学品はこん包や重量、製品の性質が多岐にわたり、それぞれに応じた効率的な輸送を個社で展開することが難しくなっていた。来春からのトラックドライバーの残業上限規制や人材不足への対応も必要で、発着荷主と物流企業が連携した持続可能な物流構築が求められていた。