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23/06/19

5月・JR貨物、コンテナ0・4%増 自動車生産の回復傾向で

 JR貨物(本社・東京、犬飼新社長)の5月のコンテナ輸送実績は、前年同月比0・4%増の134万2000トンだった。コロナ禍の影響が緩和される中、自動車生産の回復傾向に加え、長期連休の日数が前年同月よりも短かったことから、微増となった。
 品目別で顕著な伸びを見せたのが自動車部品で、同29・2%の大幅増。積み合わせ貨物は、2024年問題を見据えた鉄道利用拡大の動きもあり、同3・3%増と好調だった。一方、化学関連や紙パルプは需要低迷で減少した。
 車扱いは同24・8%増の5万9500トンと2桁増。セメント・石灰石が顧客の生産計画変更で大幅に伸長し、石油も行動制限緩和に伴い需要が増えた。