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23/06/16

グリコ、7月から段ボール原紙の共同調達に参加

 江崎グリコ(本社・大阪市、江崎悦朗社長)は7月から、食品・飲料企業5社の段ボール原紙の共同調達に参加する。こん包用段ボール箱の原材料の運搬を効率化し、サプライチェーン全体の生産性向上と環境負荷の軽減を目指す。
 

共同調達スキームに参加し、段ボール原紙の調達領域の拡大を図る

 

 キリンホールディングス、サントリーホールディングス、永谷園、日清食品ホールディングス、ハウス食品グループ本社が実施している「段ボール原紙の共同調達スキーム」に参加する。段ボール原紙の調達領域を拡大し、運搬効率化を図る。
 段ボール箱はリサイクル率の高いこん包資材として注目されているが、エネルギー価格高騰や働き手不足で、リサイクルシステムの維持が喫緊の課題となっている。
 グリコグループは持続可能な容器包装資源の活用について、「環境ビジョン2050」で中長期目標を掲げており、これまでも段ボール原紙の仕様変更、VMI(納入業者在庫管理方式)倉庫の活用による物流効率化などに取り組んできた。