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23/06/16

東京都、大井ふ頭でヒアリ250匹 調査・防除を実施

 東京都港湾局は6月13~14日、東京港大井ふ頭で要緊急対策特定外来生物のヒアリ250匹を確認した。トラップによる調査、防除を実施する。
 環境省が毎年実施している定期的な全国港湾調査で見つかった。13日に100匹、14日に150匹の合計250匹のヒアリと疑わしいアリが地面から出入りしているのを確認。周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置した。その後、環境省から依頼を受けた専門家が、ヒアリの働きアリと確認した。これまで都内の住宅地などでは発見されていない。
 ヒアリは攻撃性が強く、刺された場合、激しい痛みを伴い水泡状に腫れるなどの症状がある。発見した場合は素手で触らずに、区市町村や東京都環境局に連絡してほしいと呼びかけている。
 港湾施設での対応に関する問い合わせ先は、港湾局港湾経営部経営課03‐5320‐5553。