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23/06/13

日本GLP、「ALFALINK相模原」全棟完成 満床で稼働開始

 日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)はこのほど、神奈川県相模原市にマルチテナント型物流施設「GLP ALFALINK相模原」の最終棟「2」をしゅん工した。一帯で開発を進めてきた全4棟が完成。総延べ床面積は約67万5136平方メートルで、全棟満床で稼働を開始した。
 所在地は相模原市中央区田名白雨台3532ノ15。敷地面積は約3万8752平方メートル。免震・PC造の6階建て、延べ床面積は約9万471平方メートル。圏央道の相模原愛川IC(インターチェンジ)から約4・3キロメートルで、関東圏を中心とした広域配送拠点のほか、関西・中部エリアに向けの物流拠点としても活用できる。
 「2」には、従業員の不在時にも荷物の積み降ろしができる「置き配バース」を導入。荷受け・荷待ち時間を短縮し、トラック待機問題の解消や輸送コストの削減・効率化を通じ、企業の生産性向上をサポートする。
 ALFALINK相模原は、4棟全体で30社以上の企業が事業を展開している。特に「1」の5階部分は、物流効率化に優れたターミナルとして機能し、佐川急便や西濃運輸が入居して物流事業を展開。冷蔵冷凍設備のある「1」の1階部分にはギオンが入居し、3温度帯に対応した拠点として活用している。

「GLP ALFALINK相模原2」外観。屋上には太陽光パネルを設置し、二酸化炭素削減に取り組む