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23/06/13

トラック企業、年960時間超の残業をするドライバーがいる企業は約3割

 全日本トラック協会(坂本克己会長)によると、2022年10月時点で年960時間超の残業をしているドライバーがいる企業は調査対象の29・1%で21年10月の調査に比べ2ポイント上昇した。24年度に年960時間超の残業をするドライバーをゼロにするアクションプランの進捗に関するモニタリング調査でわかった。
 23年4月から中小企業にも適応された、月60時間以上残業に対する割増賃金率50%への適用についての準備状況では、61・4%が対応できるように準備をしているとの回答だった。中小企業でも6・8%は10月時点で、既に対応済みとの回答があった。
 調査は、23年1月に実施。1185事業者にアンケートを送り郵送343、ウェブ335の回答を得た。保有車両規模台数では、20台以下が31・9%、21台以上100台以下が51・5%、101台以上が16・7%となっている。