• 物流企業

23/06/12

トナミ運輸、東京都あきる野市に新拠点

 トナミ運輸(本社・富山県高岡市、髙田和夫社長)は、東京都あきる野市に新拠点を開設する。東京建物が5月31日にしゅん工した「T-LOGI(ティーロジ)あきる野」の一部区画に入居する。倉庫事業のほか、エリア輸配送の拠点として運用する。

     トナミ運輸が新拠点を開設する「T-LOGIあきる野」

 

 所在地はあきる野市伊奈引田ノ上643ノ1。敷地面積は約2万8166平方メートル。施設は鉄骨造4階建て、延べ床面積約4万9899平方メートル。T-LOGIあきる野は東京建物の物流施設「T-LOGI」シリーズの第10弾で、都内では初の物件となる。
 倉庫3フロアに対し、1・2階の各フロアにバースを設置。1階は平面使い、上層階は2層使いで活用できる。十分なスペースを確保する柱スパンの設計で、効率的な倉庫保管を後押しする。床荷重は1平方メートル当たり1・5トン。さらに、1階倉庫の一部は1・9トンに対応し、重量物の保管も可能だ。ドッグレベラーは1階と3階に各8基、垂直搬送機、荷物用エレベーターは3階と4階に各4基備える。
 圏央道・日の出インターチェンジから約2・5キロに立地。関越自動車道、中央自動車道、東名高速道路への利便性の良さを生かし、国内の主要な輸送拠点として活用できる。施設にはトナミ運輸以外に、サンリオも一部区画に入居し、商品の輸配送拠点を開設する。