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23/06/09

関通、福岡市に3温度帯の冷凍冷蔵倉庫を開設

 関通(本社・兵庫県尼崎市、達城久裕社長)はこのほど、福岡市にチルドから低温、マイナス50度の超低温まで対応可能な冷凍冷蔵専用倉庫を開設した。冷凍食品の需要増に伴うニーズに応える。関東・関西のほか、九州の冷凍冷蔵物流の対応が可能で、配送リードタイムの効率化も図る。
 所在地は福岡市東区蒲田4ノ437。鉄骨造2階建てで、チルドは0~5度、冷凍はマイナス20~30度、超冷凍はマイナス50度の温度帯に対応する。冷凍庫内には、電動移動パレットラックを設置し、パレット単位での保管ができる。バラピッキングなどの作業にも対応する。
 高まる冷凍冷蔵倉庫のニーズに応え、対応エリアを九州地域へ広げることで、配送リードタイムを効率化。ドライバーの残業上限規制に伴う2024年問題で課題となる長距離輸送の解決につなげる。

      冷凍食品の需要増に対応するため、新設した倉庫