• 物流企業

23/06/09

ロジスティード、2024年問題などの解決で損保ジャパンなどと連携

 ロジスティード(=旧・日立物流、本社・東京、髙木宏明社長)は、損害保険ジャパン、SOMPOリスクマネジメントと連携し、中小物流企業の交通事故防止や業務効率化などを支援する。
 ロジスティードのスマート安全運行管理システム「SSCV」を、損保ジャパンの保険営業ネットワークを活用して紹介する。SOMPOリスクマネジメントは、安全教育や安全管理体制の構築支援コンサルティングサービスを手掛ける。
 SSCVは輸送業務、運行管理、車両管理の3分野を支援するシステム。最新技術の活用により、トラックドライバーの安全確保や業務効率化、法令順守といった業界の課題解決を目指している。
 来年4月にドライバーの残業上限規制適用を控える中、業界では事故防止に加え、業務効率化、労務管理などの対策が求められている。一方、大半を占める中小企業は短期間での対応が難しいことから、ロジスティードは損保ジャパンなどを連携することとした。

SSCVの概要