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23/06/08

シモハナ物流、電力サーチャージを導入

 シモハナ物流(本社・広島県坂町、下花実社長)は、電気代の高騰を受け、顧客に転嫁する電力サーチャージを導入した。既に年初から交渉を開始していて、転嫁の適正化を推し進める方針。
 電力サーチャージは、各センターで顧客ごとに使用する床面積を洗い出し「占有率」を算出する。センターごとに電気料金の基準価格を設定し、上回った総額から占有率に基づいて、保管料などとは別建てで請求する。
 同社では2022年から高騰する電気代によって業績に大きな影響を与えた。そこで昨年10月、電気代の先行きの不透明さから顧客に負担を求めようと電力サーチャージの制度設計に着手していた。