- 物流企業
23/06/06
JR貨物、タイ企業の危険物複合一貫輸送に協力
JR貨物(本社・東京、犬飼新社長)は5月18日、危険物輸送事業の展開を目指すタイ王国の物流企業Global Multimodal Logistics(=GML)と協力覚書を締結した。LNG(液化天然ガス)などの複合一貫輸送の事業化に向け協力する。
JR貨物は2019年から、GMLの親会社でタイの大手エネルギー企業PTTと共に、タイ政府が取り組む危険物の鉄道輸送のルール策定に参画してきた。この活動を通じ、PTTから貨物鉄道輸送のノウハウや実績を高く評価された。また、JR貨物は21年に海外駐在員事務所を同国の首都バンコクに開設し、現地での事業展開に向けて取り組んできた。
バンコクのPTT本社で同日、協力覚書の署名式を開いた。JR貨物の吉沢淳取締役兼常務執行役員鉄道ロジスティクス本部長が出席。GMLの担当役員と共に署名を行った。