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23/06/06
三菱ふそう、部品センターを横浜市幸浦に移転
三菱ふそうトラック・バス(本社・川崎市、カール・デッペンCEO)は4月、アフターセールス向け部品倉庫の旧・厚木部品センター(神奈川県厚木市)を横浜市幸浦へ移転。「幸浦部品センター」として稼働を開始し、5月30日に開所式を行った。
旧・厚木部品センターは1978年に開設。以来、同社アフターセールスで部品供給網の基幹拠点として機能してきた。日本国内の販売・サービス拠点への部品供給に加え、フランス・ハッテン、インド・チェンナイ、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイなどダイムラートラックグループの物流拠点と連携し、海外市場への部品輸出も手掛けてきた。常時約14万点の部品を保管し、1日平均約1万9000点の部品を出荷する機能を全て、幸浦部品センターへ移行した。
新設の幸浦部品センターは、横浜港や都市間道路、同社川崎製作所に近く、ユーザーへの部品納品時間を従来に比べ平均3日短縮できる見込み。
併せて、完成車のモータープールも移転した。これまでは国内外向けトラック完成車は、約1500台を収容可能な川崎市東扇島のモータープールで保管していたが、海外需要に対応した物流体制の刷新に伴い輸出市場向け完成車は川崎港に隣接する横浜市大黒ふ頭に、国内市場向けの一部は幸浦に移転した。
三菱ふそうは幸浦に重要な物流機能を集中させ、より円滑な物流体制の構築を目指す。