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23/06/06

商船三井、10月スタートのフェリー新会社名「商船三井さんふらわあ」

 商船三井(本社・東京、橋本剛社長)は、今年10月に事業開始するフェリーの新会社名を「商船三井さんふらわあ」と決定した。グループ2社を統合して経営資源を結集し、顧客の輸送ニーズに応える。定期航路6航路と運航船15隻を有し、フェリー・内航RORO船事業会社としては国内最大規模となる。

新会社設立に向けて新しいロゴも制定した

 グループの商船三井フェリーとフェリーさんふらわあを統合し、商船三井フェリーを存続会社とする。新社名はグループの「商船三井」を冠し、「さんふらわあ」のブランドも継承。北海道から鹿児島まで13事業所を構え、一般旅客定期船事業、内航運送業、貨物利用運送事業、旅行業などを手掛ける。
 脱炭素社会・DX(デジタルトランスフォーメーション)推進、トラックドライバー不足などの物流・社会課題の解決に向け、輸送サービスを向上する。また、引き続き、定期航路を活用して気軽に船旅を楽しむ「カジュアルクルーズ」の浸透を図る。フェリー発着地の自治体・地域との結びつきをさらに強化し、地方創生・地域経済への貢献に努める。

フェリーさんふらわあが運航する「さんふらわあ くれない」

商船三井フェリーが運航する「さんふらわあ ふらの」