• 物流企業

23/06/05

ヤマトHD、経産省・東証など共催の「DX銘柄」に選定

 ヤマトホールディングス(本社・東京、長尾裕社長)はこのほど、経済産業省、東京証券取引所、情報処理推進機構が共同で主催する「DX(デジタルトランスフォーメーション)銘柄2023」に選定された。デジタル戦略を通じ、時代の変化に対応した事業構造改革の推進や、顧客のサプライチェーン(=SC)全体の変革を支援していることが評価された。
 評価の内容によると、ヤマトHDはEC化の進展などの時代の変化を契機として業態変革に取り組み、顧客基盤と輸配送ネットワーク・拠点などを組み合わせ、SCの上流から下流まで幅広い領域で価値提供できる企業を目指している。また、データ分析に基づいた顧客のSC全体の変革や業務効率化を推進。デジタル組織や人材、企業文化づくりにも堅実に取り組んでいる。
 DX銘柄は、デジタル技術を前提に新たな成長・競争力強化を図る企業を選定し、優れた取り組みを促すもので、東証上場企業から選ばれる。今回は32社が選定され、陸運業ではヤマトHD、空運業では日本航空が選ばれた。また、海運業では日本郵船がDXグランプリ企業に選ばれた。

「DX銘柄2023」のロゴ