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23/06/05

鈴与、愛知・小牧物流センターで2号棟を稼働

 鈴与(本社・静岡市、鈴木健一郎社長)は6月1日、「小牧物流センター」の2号棟を愛知県小牧市で稼働した。既存の1号棟との一体運営で、主に食品など消費財関連の顧客ニーズに対応。愛知県の内陸拠点として、最適な物流サービスの提供を目指す。
 所在地は小牧市郷西町17。1号棟の隣地に増築した。延べ床面積は1万7200平方メートルで、1号棟と合わせた総面積は3万5400平方メートルとなった。

小牧物流センター。左側が2号棟で、既存の1号棟との一体運営を図る

 名古屋高速小牧北インターチェンジから約5キロの立地。東名・名神・中央自動車道が交わる小牧ジャンクションにも近く、中京圏を中心に関東・関西など大消費地への輸送アクセスにも優れる。
 好立地を生かし、北陸や静岡を含む東海域内は独自の共同配送ネットワークなどできめ細かい配送が可能になる。遠方へはトレーラーのスイッチ輸送を活用し、ローコストで確実な納品体制を築く。
 1号棟と同様、2号棟にも大型のひさしを設置し、全天候型の作業環境を備えた。ひさしのサイズは1号棟が100×30メートル、2号棟が58×32メートル。また、全館LED(発光ダイオード)照明で省エネ・環境への対応を充実させた。