ＪＲ貨物、「貨物鉄道論文賞」を募集　８月末まで

　ＪＲ貨物（本社・東京、犬飼新社長）の貨物鉄道論文賞運営委員会は８月末まで、貨物鉄道の発展への寄与、または貨物鉄道を基軸とする物流全体の生産性向上に資する提案・研究をテーマにした「貨物鉄道論文賞」の論文を募集している。
　同賞は今年で23回目。貨物鉄道に関する先進的で独創的な考えや、鉄道を基軸とする総合物流に関する提案・研究を顕彰するもの。
　論文の規定は、A4用紙（40字×36行）で５枚以上15枚以内。1000字以内にまとめた要約を添付する必要がある。応募は電子メールか郵送で、８月31日必着分まで受け付ける。応募作品の中から、11月中旬に最優秀賞（賞金50万円）、優秀賞（30万円）、奨励賞（20万円）、特別賞（10万円）を選定し、12月中旬に表彰を行う。
　また、交通研究協会が主催し、鉄道、海運、航空、トラックなど交通各分野で物流の効率化や発展に資する著作、研究を顕彰する「住田物流奨励賞」の論文と推薦図書も、８月31日必着で電子メール・郵送で募集している。
　貨物鉄道論文賞と同じく11月中旬に審査し、12月中旬に表彰する。受賞者には賞金30万円を贈る。
　問い合わせ先はＪＲ貨物鉄道論文賞運営委員会・住田物流奨励賞運営委員会事務局、電話050（2017）4071。