プロロジス、早大院経営管理研究科で寄付講座　６月10日開講

　プロロジス（本社・東京、山田御酒会長兼ＣＥＯ）は６月10日、早稲田大学大学院経営管理研究科で2023年度の寄付講座「ロジスティクス・ＳＣＭ（サプライチェーンマネジメント）」を開講する。物流・ロジスティクス業界の人材育成と業界の創造的な進化をサポートすることが目的。物流関連企業の経営層やロジスティクスの学識者を講師陣に迎え、７月22日まで計14回の講義を行う。
　講義の内容は、ロジスティクスの変遷と課題、情報システムの活用、ＳＣＭの課題解決、物流センターの機能と配送の効率化、グローバルでのロジスティクス戦略などをテーマにする。受講対象者は早大院経営管理研究科の学生で、ゲスト講師を招く第２回～第12回は履修生以外の早大ビジネススクール学生にも公開する。
　同講座は、2006年に開始。今年で17回目を迎える。プロロジスは「今後も教育・研究・学術機関などへの協力を通じ、日本の物流・ロジスティクス業界の発展と若手人材の育成に貢献していく」としている。