ＪＲ東日本、新潟駅と盛岡駅から手荷物を東京方面のホテルへ当日配送

　ＪＲ東日本（本社・東京、深沢祐二社長）、ジェイアール東日本物流（同・同、野口忍社長）などＪＲ東日本グループ３社は、東京駅で行っている当日ホテル配送サービスと、新幹線による荷物輸送サービス「はこビュン」を組み合わせた配送サービスをスタートする。東京方面への旅行客を対象に、出発駅で預かった手荷物を当日中に宿泊先に届けるサービスで、６月１日から新潟駅、16日から盛岡駅で開始する。

　新幹線などの列車を利用し、東京方面で宿泊する旅行客が対象。新潟駅のお荷物サービスカウンター、盛岡駅の駅たびコンシェルジュ盛岡で午前11時半までに受け付けた手荷物を１個当たり2500円（税込み）で、当日午後６時ごろまでに東京23区内と千葉県浦安市内のホテルへ配送する。手荷物の大きさは、３辺合計160センチメートル以内・重さ30キログラム以内。新潟駅では午前８時から、盛岡駅では午前10時半から受け付ける。新幹線に搭載できる手荷物の上限に達し次第、受け付けを終了する。
　今後は、仙台駅など出発駅の拡大に加え、東京方面から各地域のホテルへの手荷物配送などを展開して行く考えだ。