全ト協青年部会、藤井寺工科高校に実習用トラックを寄贈

　全日本トラック協会青年部会（金井健蔵部会長）は５月23日、大阪府立藤井寺工科高校への整備実習用トラックの寄贈式を行った。
　2015年度から進める社会貢献活動の一環。自動車教育課程のある学校はディーゼルエンジンの構造などを学ぶ授業があるが、トラックを入手することが難しい場合もある。このため、青年部会は全国自動車教育研究会の加盟校の希望に応じ、部会会員の募金で中古トラックを購入・寄贈している。寄贈は13校目で、近畿地方では初。
　同日の寄贈式には、トラック協会から金井部会長、近畿ブロック代表の柳和秀副部会長などに加え、車両を寄贈した野嶋運送の野嶋利基代表取締役も出席した。
　金井部会長は式典で、「トラックやディーゼルエンジンの構造を学んでもらうとともに、トラックが活躍する物流の世界にも興味を持ってほしい」とあいさつ。藤井寺工科高校の山本勲准校長は「今回トラックを寄贈してもらったことで、環境がさらに充実し、深い学びにつながると確信している。」と感謝した。