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23/05/26

ジャパン21、イトラン社の新GPSトラッカー6月から販売

 ジャパン・トゥエンティワン(=ジャパン21、本社・愛知県豊橋市、岸本賢和社長)は6月1日、イスラエルのイトラン社のリアルタイム車両動態管理・安全支援システムに対応した新GPSトラッカー「StarLink NZR 4G」の販売を開始する。イスラエルのモービルアイ社の後付け衝突防止補助システムや、側方衝突警報システムとも連携可能。海外ハイテク企業の製品普及を通じ、物流の安全性向上に貢献する。

運転者評価レポートの例と「StarLink NZR 4G」外観

 

 リアルタイム位置追跡・レポート機能に加え、新たに内蔵された加速度センサーが特長。3軸加速度センサーが急ブレーキ・急ハンドルを検知する。9~32ボルトのDC電源に対応し、乗用車から大型バス・トラック、建設車両・構内車両などまで幅広く利用できる。
 モービルアイ社の衝突防止補助システムのアダプターと組み合わせると、5つの警報を記録して運転者評価レポートを作成。また、側方衝突警報システムのカメラを大型車両の側面後方に取り付けると、車両側方の歩行者や自転車などを検知する。
 ジャパン21はトラック・バスなどの運輸・運送会社、大口の社用車ユーザーを中心に、イトラン社やモービルアイ社の車両安全対策製品・サービスを国内に輸入している。今回のGPSトラッカーは、2014年からイトラン社と協力して国内販売を手掛けてきた「StarLink 3G」の後継機種。