• 物流機器メーカー

23/05/25

三菱ふそう、トラマガル工場で欧州向け新型「eキャンター」の量産開始

欧州市場向けの電気小型トラック「eキャンター」新型モデル

 

 三菱ふそうトラック・バス(本社・川崎市、カール・デッペン社長兼CEO)は、ポルトガルのトラマガル工場で欧州市場向けの電気小型トラック「eキャンター」の新型モデルの生産を開始した。欧州向けでは42型式をラインアップする。
 三菱ふそうは今年3月から、川崎工場で新型eキャンターの国内向け車両を生産。トラマガル工場でも生産を開始し、展開地域を拡大する。欧州向けは全てトラマガル工場で生産する。台湾、香港、シンガポール、チリなど今後展開する他の海外市場向けの車両は日本から輸出する。日本で28型式、欧州で42型式、海外市場全体では100以上の型式をラインアップする見込みだ。
 2工場では、ディーゼル車両との混流生産のため、既存の小型トラックの製造ラインに多くの調整を施したという。5月22日にはトラマガル工場で記念式典を開催した。