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23/05/25

センコー、フジテック製品輸送にダブル連結トラック2台追加し占有運行

 センコー(本社・大阪市、杉本健司社長)は5月下旬から、フジテックの製品輸送にダブル連結トラック2台を追加し、滋賀県彦根市から首都圏まで占有運行を開始する。効率的で安定した物流体制の構築と輸送力強化につなげる。
 滋賀県彦根市のフジテックのエレベーター工場から物流量の多い首都圏への製品出荷で、車両全てにフジテックの製品を積む占有運行を行う。追加する車両は2車両で、10トン車に換算してトラック4台分。
 センコーは2022年3月から、ダブル連結トラックの前後でフジテック製品と旭化成ホームズの製品を共同輸送する方式を東京―滋賀―大阪間で行ってきた。新たに導入した2車両を加えると、フジテック製品の輸送量は10トン車6台分になる。
 24年にドライバーの残業上限規制が始まるため、現在の長距離輸送方法では目的地への円滑な配送が難しいとされている。センコーは対応策として、長距離輸送で1人のドライバーが大型トラック2台分の荷物を輸送できるダブル連結トレックの運行を進めている。

                導入するダブル連結トラック(イメージ)

                   5月下旬以降の運行内容