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23/05/24

4月・JR貨物、コンテナ1・8%減 物価上昇による需要低迷続き

 JR貨物(本社・東京、犬飼新社長)の4月のコンテナ輸送実績は、前年同月比1・8%減の157万8000トン。コロナ禍の影響は緩和傾向にあったものの、物価上昇による需要低迷が続き、農産品・青果物、自動車部品、一部の工業品を除く品目が減少した。
 品目別では、農産品・青果物が、北海道、九州のタマネギ収穫が順調で同11%強のプラス。自動車部品は半導体不足解消が進み同15%増だった。半面、消費が低調だった食料工業品、需要低迷が続いた化学関連、生産が減った紙・パルプは減少。積み合わせ貨物も同1・5%減だった。
 車扱いは、セメント・石灰石の好調で、同1・4%増の59万8000トンだった。