• 物流施設

23/05/24

日本GLP、「GLP八尾Ⅱ」ザイロが一棟借り

 日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)は4月、「GLP八尾Ⅱ」を大阪府八尾市にしゅん工した。スポーツ用品製造・販売・輸出入のゼットの物流を担うグループ企業ザイロが、専用施設として一棟借りする。西日本エリアの新たな物流拠点として、8月の本格稼働を目指す。
 所在地は八尾市郡川1ノ552。敷地面積は約7763平方メートル。耐震鉄骨造4階建てで、延べ床面積は約1万5997平方メートル。
 ザイロは西日本の物流拠点をGLP八尾Ⅱに集約し、製品の保管・作業スペース拡大で搬出入環境を改善する。物流オペレーションの一層の効率化と次世代DX(デジタルトランスフォーメーション)卸ビジネスモデルの実現を図る。
 GLP八尾Ⅱは大阪環状線に隣接し、大阪市内をはじめ奈良や和歌山などの南近畿エリアの物流拠点として優位な立地。複数駅から徒歩圏内で複合商業施設にも近く、従業員の利便性も高い。
 

「GLP八尾Ⅱ」外観。「GLP八尾Ⅰ」に続き、八尾市の区画整理事業地に開発。隣接道路には照明灯を設置した

 

 荷物用エレベーターと垂直搬送機を複数設置し、縦搬送能力を高めている。高床バースを採用しており、荷物の積み降ろし業務の効率化に貢献。また、エレベーターホールには、ゼットの商品を展示するショーウインドーを設置している。