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23/05/24

岡崎通運、グループの岡通商事が環境配慮型人工芝の代理店業務

 岡崎通運(本社・愛知県岡崎市、天野保弘社長)の子会社岡通商事が、天然素材を採用した環境配慮型の人工芝「D-REY turf(ディーレイターフ)」の代理店業務を行っている。今年4月、愛知県岡崎市のみやこ幼稚園に導入した。表面温度の上昇を抑制し、防草・防臭作用にも優れる。天然素材は流出しても環境に与える影響が少なく、SDGs(持続可能な開発目標)の環境保護に貢献する。
 充てん材として、従来製品に多い合成ゴムチップではなく天然素材を使っている。ゴムチップの人工芝と比較し、表面の温度上昇を最大10度抑制する。防草効果があり、除草剤の散布も不要。また、ゴムチップ特有の化学的な匂いも発生しない。ゴムチップのように紫外線や風雨にさらされて分解し、フィールドから流出して環境問題にもつながる恐れもない。
 今回の敷設場所は3歳未満児が遊ぶ園庭で、みやこ幼稚園では特に安全性を重視。静電気の発生を抑制し、高温になりにくい人工芝を検討していた。乳幼児が夏場も安心して素足で遊べる芝生として、クッション性があり、より安全性の高い工法のD-REY turfを導入した。

みやこ幼稚園に導入された人工芝「D-REY turf」。天然素材を充てんしており、表面温度の上昇を抑制。園児らが安心して素足で遊べる庭を提供する