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23/05/23

小丸交通財団、福山市の中学校で交通安全教室を開催

 福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)と外郭団体の小丸交通財団は5月17日、広島県福山東警察署と共催で、交通安全教室を開催した。

安全教室では実際の車両を使い、死角を説明した

 同日の安全教室は福山市立東中学校で行われ、全校生徒443人を対象に実施。同校から、登下校中の交通事故防止や交通安全意識の向上を図りたいとの要望を受け、トラックの特性や危険性の実体験、交差点や横断歩道の安全行動などの体験学習を行った。
 生徒からは「運転席からの死角がたくさんあり、注意して交差点を通行したい」などの感想が上がり、福通は「これからも子どもたちの交通事故が1件でも減少するよう、警察署や自治体と連携して交通安全の啓発に努めていく」としている。
 小丸交通財団は2013年9月、交通安全思想の普及啓発活動を目的に創立され、全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催、交通事故防止の啓発活動を行っている。また海外では、交通安全意識の向上や日本との文化交流のため、日本語作文スピーチコンテスト を開催するなど、SDGs(持続可能な開発目標)を支援している。