• 物流機器メーカー

23/05/22

矢崎エナジー、NEC通信システムと協業で物流課題解決へ

 矢崎エナジーシステム(本社・東京、矢﨑航社長)は物流効率化やカーボンニュートラル(炭素中立)の解決を目指し、日本電気通信システム(NEC通信システム)と協業した。戦略的なパートナーシップ契約を結び、物流業界の課題解決につながるソリューションを開発する。
 矢崎エナジーは、商用車向けデジタルタコグラフやドライブレコーダーのトップシェア企業として、運行管理や動態管理、勤怠管理を通じ、運行や車両の可視化に取り組んできた。NEC通信システムは、3Dセンサーでトラックの荷台や倉庫内部を検出し、積載量を可視化するソフトウエアを開発した。
 両社の技術・サービスを連携させ、まずは貨物積載状況の可視化・把握から始め、効率化を実現するシステムやサービスの構築を目指す。また2025年にも、矢崎エナジーのデジタコとNEC通信システムの積載量可視化ソフトウエアを連動したサービスを市場投入する計画だ。