- 物流企業
23/05/19
イオン北海道、複数の小売りと共に「北海道物流研究会」発足
イオン北海道(本社・札幌市白、青栁英樹社長)は5月18日、複数の小売りなどと共に「北海道物流研究会」を発足した。トラックドライバーの残業上限規制に伴う2024年問題や脱炭素化などについて、企業横断型の仕組みを検討し、小売業の物流課題の解決を図る。西友、トライアルホールディングス、北雄ラッキーなど14社が参加する。
同日、札幌市内のホテルで初会合を開催した。研究会では、共同物流の実施に向けた協議を行った上で、実験を展開。実験後も実験参加企業数を順次増やし、本格稼働につなげていく。最終的には北海道全域での展開まで広げる考え。
今後は参加企業を拡大しするほか、産官学の取り組みも進め、物流課題の解決と新たな北海道物流ネットワークの構築に向けて検討する。