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23/05/18

福通、島根・浜田と福岡・糸島の小中学校で交通安全教室

 福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)と、外郭団体の小丸交通財団(理事長:小丸成洋理事長)は5月15日と16日、島根県浜田市の中学校と福岡県糸島市の小学校で、各地元警察署との共催による交通安全教室を開催した。
 交通安全の啓発を目的とした取り組み。15日に、浜田警察署との共催で浜田市立第一中学校の全校生徒364人を対象に行った教室では、自転車通学者が多い学校からの要望を受け、トラックの特性や危険性の実体験、自転車での交差点や横断歩道での安全行動について体験学習を実施。同中学の生徒からは「自転車に乗る時は交通ルールやマナーを守って、交通事故を起こさないように気を付けたい」など、交通安全意識の向上につながる感想があった。

トラック運転席からの死角を説明(5月15日、浜田一中で)

 16日には、糸島警察署との共催で、糸島市立前原南小学校の1・3年生360人を対象に開催。車の特性や危険性を知り、登下校中の交通事故防止や交通安全意識の向上を図りたい糸島署の要請に応えた体験学習を行った。児童からは「交差点は危ないことがたくさんあったので、必ず一歩下がって信号を待つようにしたい」といった声があったという。

トラックの乗車体験(5月16日、前原南小で)

 福通と小丸交通財団は「これからも子どもたちの交通事故が1件でも減少するように、警察署や自治体と連携して交通安全の啓発に努めていく」としている。