国交省、ＭＳや輸送集約で補助募集

　国土交通省は６月９日の午後５時まで、モーダルシフトや幹線輸送の集約などの補助事業を募集している。物流総合効率化法の取り組みを支援する事業で、企業の効率化を後押しする。
　荷主、物流企業でつくる協議会を補助対象とする。モーダルシフトや幹線輸送の集約といった総合効率化計画の策定に向けた調査費の補助は、定額で上限200万円。省人化機器も使う場合は300万円を上限に、データ収集や調査費の半額を補助する。過疎地での貨客混載、共同配送も同事業の対象となる。
　効率化計画を実施する場合の補助率は運行経費の半額分で、上限は500万円。省人化機器も導入する際はリース・レンタル代の３分の２で、500万円まで上乗せする。
　必要書類は国交省ウェブサイトから取得可能。８月初旬ごろ、対象企業を決定する。予算額は約3600万円。問い合わせは総合政策局物流政策課、電話03（5253）8799。